絵本を楽しむおとなの時間~絵本がもつちから~2月14日(木) ほんぽーとで開催されました。
15名の参加者をお迎えして、錦恵美子さん(新潟大学人間科学部非常勤講師・福音館書店社外講師)からお話をいただきました。
絵本の読み聞かせは、
親子の絆を深めるスキンシップに繋がる
想像力が養われ、それが生きる力に繋がる
子どもは字が読めない分、絵を読む。言葉を食べるように暗記し、吸収する・・・
第一部は、もりだくさんで時間が足りませんでした。
第2部ではこどもたちの待つほんぽーとの素敵な保育室で読み聞かせ。
「くだもの」(平山和子/分・絵 福音館書店)を読んでいるときに、
こどもたちが絵本のくだものをほんもののくだものを食べるように
手をのばし、口に持っていく様子に
絵本の中の世界で遊ぶ姿をみました。
絵本ってすごい!
《アンケートの質問にお答えします》2人の子どもがいるのですが、個別に読んでやったほうがいいのでしょうか?
個別に読んであげてください。2人いたら2冊。こどもは親をひとりじめしたいと思っています。
「これから読む本は、○○ちゃんの本」と言ってよんであげてください。年齢が違っても大丈夫です。
お気に入りの絵本は何度も持ってきます、何度も読んであげてください。
読み聞かせは、内容だけでなく声が耳にのこります。
辻邦夫は、人生に虚しくなったときに母の声がきこえるとエッセイに書いていました。
親や親戚からもらったアニメの絵本がたくさんあり、5歳の兄がかなり気に入ってよんでいますが、少しずつ処分して優良な本に替えていった方がよいでしょうか?
気に入っている本はよんであげてください、その他に選書リストにあるような絵本を読んであげてください。優れた絵本を選ぶひとつの基準は20歳を迎えた絵本です。
長くあり続ける絵本は、たくさんの子どもたちが守りとおした絵本ですから。
子どもたちに直接届く力があります。
参加してくださったみなさま、錦さんどうもありがとうございました。